初心者用．　偏食

Ｑ．
私のお客様で、旦那さんの偏食に悩む方がいます。
脳梗塞を経た後、お酒と、最近はフライドポテトを夕飯…という状態。好きなものはとか、いろいろ聞いてみたのですが、肉も魚も野菜もあまり食べず、揚げ物と糖質が好きな様子。
栄養学的に言えば当然、ダメです。しかし、当人のからだが必要なものしか欲しないのだとすれば、こんなのでもアリなのでしょうか…

Ａ．
脳梗塞以前からでしょうか？
それとも脳梗塞後でしょうか
もし脳梗塞以前からなら、自分の身体の声が聞けない状況なのですよ。
ただし脳梗塞後であれば次の考え方もあります
時々フライドポテトで１０年なんて豪傑もいます
実際は体内の微生物（大腸菌など腸内細菌）がある一定に存在すると、その微生物たちが宿主の一番望む栄養素を放出するようにできています
例えば、アウシュビッツでは一日１回ないし２回の水のようなスープと石のように堅いパンひとかけらで何カ月も過ごしています
かなりの肉体労働にも関わらずです
もちろん対応できない人は次々栄養失調で死亡するわけですが、しかし、全員が死んだわけではない。
むしろ、それで数か月生きただけでも奇跡に近いのですが、これも腸内細菌が宿主が死なない程度の栄養補給をしてくれるからおきます。大腸菌の排出物で生き続けるのです
（情報はシャンバラです）
この方が肉を食べていないことも結構ヒントになります
大腸菌は肉食と菜食とがあり、肉食大腸菌ですとしょっちゅう餌を必要とします
排出物は腸壁を強固にします（腸の動きを活発にさせます）そのために肉を食べると急激に元気が出るというのです。
一方菜食大腸菌は緩やかに消化していますが、実はこれが体内で宿主の栄養源を排出する張本人なんです
ときにビタミンまで排出するものもいます
この方がそこまで素晴らしい腸内細菌を宿しているならいいのですが
破れかぶれで偏食をとめないか、潜在意識が聞き取れないなら、再発も否定できません
とりあえず、定期検診で慎重に検査をした方がいいと思います
いい質問をありがとうございました