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参謀: 避難誘導に関してあれこれ

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海軍参謀司令官 A・トムソン殿初めまして。そしてごきげんよう。

さて・・・近未来には中国が崩壊する・・・という本が巷には多くでています。もし、そのような事が起きた場合、中国国内では暴動が起こり、韓国や日本に大量の難民が出るだろうとも言われています。

①言葉が通じない人達、特に中国人などは必ず広東語を話せる訳では無い。そして彼らはモラルが低いと言われています。そのような人たちが大量に日本に来た場合、あるいは日本の一部、外人が大量に住んでいる地域に大規模災害が起こった場合、言葉が通じない人たち、モラルが低い相手を大量に誘導させる時、特に注意するべき点はどんな事だとシャンバラや海軍では教育されていますか?

A. 中国人ばかりでなく日本人でもモラルの低い人はいくらでもいます。そのモラルの低い人達の特徴は意外に単独行動時はおとなしいということです。

そしてもう一つモラルの低い人間の集団はボスのいうことをよく聞くということです。

よってここでいうような誘導をするときはその集団のボスをいちはやく見つけて交渉することに限ります。

しかし、本物のボスというのは裏に隠れるので見つけるのが難しいものです。なのでよく我々がするのはボスらしき人間をいったん適当に見つけてその人間を特別扱いします。いやでも本物のボスがあぶりだされますww

時間との闘いなので迷わずすることが基本です

②また、海軍では船での大量輸送という形で避難誘導させるのだと思われますが、その時、どのような点に気を付けていますか?

A. 前にもブログであげられているようですが、まずは女子供老人弱者を優先に避難させます。理由はあとに残った男性の集団をおとなしくさせるためです。変な暴動を起こさせないためにこのような手を使います。

また、緊急避難の場合は人数、名簿すべてない状態で避難することがたまにあります。着の身着のままという状況です。その場合身が軽いのでできるだけ早い時期に4列誘導して間際に1列誘導をします。乗船するときは一気に詰め寄るより早く船内に入れるからです。

そしてもう一つ出入り口にカメラを設置して人数把握から身元確認までその場でできるためです。

③シャンバラと現在の日本での避難誘導の大きな違いはどんな事でしょうか?教えて下さい。 よろしくお願いいたします。

A. 緊急避難時に自衛隊はいないということです。

地震でも自衛隊の出動は県知事の要請がなければできません。それだけ出動は遅れ一番重機がそろっている組織が使えないということです。

事前の予知科学が低いこともありますが、やはり法律の壁が大きいですね。予知できても自衛隊の出動要請はないでしょう?予知連絡があった場合出動準備は完了しているでしょうが(たぶん)もどかしいですね。

あと命令系統を地元がするのか、それとも自衛隊にゆだねるのかも決めていないので、どの時点で命令の権限を誰にゆだねるかのマニュアルがないと自衛隊が来たからすべてOKにはならない。

特に地元ならではの状況把握はよそから来た組織にはわかりづらいでしょう。その協力体制がある程度決まっていればより早く詳細な把握と判断ができます。軍という戦争だけの組織から早く脱却できればいいと深く願います

 

質問をありがとうございました

 

コメント

  1. ウイングメ-カ- より:

    モラルの低い人達には、ボスらしき人間をいったん適当に見つけてその人間を特別扱いする・・・面白い。なるほど。初めて聞きました。参考にします。
    緊急避難時に法律の壁が大きく、それがネックになって救助が遅れる・・・なるほど。たしかにそれはあります。法律の整備が救助を円滑にするかどうかの鍵になっているという事ですね?だから有事法だと?。ふむふむ。もっともわかりやすいアドバイスありがとうございました。

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