こんにちは。
病気になることや、精神を病むことにも、本人への気づきがあるという意味で、必要な経験だと思うのですが、 ヒーリングの正しい意義というのはあるのでしょうか?
スピ界では、「してあげます!」「わたしできます!」という商売的なアピールがどうしても目についてしまいます。
歌プロのように、誰かを愛する、幸福を願う、などそれ自体がヒーリングになると、 世の中で「ヒーリング」と題してしていることは、一体なんなんだろう?といつも疑問です。
それには金銭授受が被るからなのか、ヒーラーという美しいイメージへの憧れが、誰しもの中にあるからなのか、 実は自分自身の違和感についてもいまいちわかっていません(笑)
シャンバラでは、人間界のヒーラーについてどのように思いますか?その意義は、どこにあるのでしょうか?
A. どうもヒーラーの存在意義が認められないようですね。では、ヒーラー側の話を少ししましょう。
ヒーラーには幾種類かのヒーリングの仕方があります。その中でも一旦患者の病気を自分が背負いそれを昇華して治療をするという人がいます。当然画期的な治り方をします。ところが一旦自分が背負うというのはどういうことか?それは数日ないし数週間全く生活ができないほどの病気になるということです。相手は自分の病気を取ってもらうのですからいいですが、その後にそのヒーラーがどれほど苦しい状態になるのかなど知りもしません。ということは動けない間の生活費はどうするのか?軽い病気から始めたことも段々重くなれば生きるためにそれなりのお金をもらうことも致し方ないのです。
次にお金を取るということは逆に患者もお金を払う以上の要求をしてきます。以上です。それはどういうことかというと、深夜でも電話をかけてきて相談するとか。いきなりでも駆け込んで治療を要求するとか。そうなると生活ができないことが起きるのです。そんな状態を回避するためにわざと値段を吊り上げる人もいます。なるべく気軽に治療ができないようにするという手です。
またあるヒーラーはある程度患者が増えて手が足りない。では一人雇い二人雇う。すると当然その人件費もバカにならない。あるとき患者が減ったので金額を吊り上げる場合があります。
ヒーリングの学校に通ってある程度お金をかけたらせめて元を取るために金額を提示することもあります。その基準も学校で教えてくれた金額。それが異常に高いこともあるのです。
わかりますか?お金を吊り上げようと初めから設定するヒーラーは意外にいない。もしそれがいるなら初めから詐欺です。大概は人のために始める人の方が多いのです。もとの仕事をしっかりやりながらヒーラーになるには、逆に断ることも多いと思います。でもそれを断れず、やがては自分の体がボロボロになる人のなんと多いことでしょう。
存在意義・・・シャンバラでは必要不可欠な存在だと思っています。それだけシャンバラのヒーラーは知識人です。ヒーラーはせめて解剖学は頭に入れてほしいですね。知識不足はいけません。
質問をありがとうございました
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