アリスミラーというスイス心理学者は、ヒトラーの研究者として私は知ったのですが、彼女の主張はこうです。
「人間社会の暴力性の根源を、幼児に対して加えられる暴力に求める。三歳までの子供は、親をはじめとする大人に対して全く抵抗することができず、自分でその場を離れることもできない。それゆえ、その間に幼児に暴力が加えられた場合、生き延びるためには、自分に暴力が加えられることを「正しいことだ」と肯定せざるをえない。このような形で暴力を肯定して屈服した子供は、その屈辱や悲しみを隠蔽し、その上に「正しい」人格(偽りの自己)を構成する。
しかし、隠蔽されても屈辱や悲しみはそのまま生き延びており、それが絶えざる不安を惹き起こす。大人になってからも、それは一向に減少することなく継続し、何らかの機会にそれが他者に対する暴力として発揮される。特に暴力の対象となるのが、抵抗される心配もなく、またその暴力の行使を「しつけ」として正当化しうる自分の子供である。このような暴力の連鎖が、犯罪や反社会的行為の源泉であるとする。」
『暴力』の定義
「ミラーが危険性を指摘するのは、単に物理的な暴力に関するものばかりではない。子供を突き放したり脅迫したりするような、言語や態度による暴力もまた、同様の悪影響がある。これは特にいわゆる「成功者」に広くみられるものであり、彼らは子供のころから条件付の愛情しか与えられなかった者が多いという。親から真の愛情を与えられず、何か親を喜ばせたときだけ少しだけの「愛情」を与えられるという育ち方をした者は、他人に気に入られたり、褒められたりするために、大変な力を発揮することができるようになり、社会的成功をおさめることが多い。このような人物は、不安を紛らわせるために、他人を自分の思い通りに操作することに喜びを感じ、これが政府や組織による暴力に帰結する。
しかし、このような形での達成には、なんらの満足をも伴わず、不安は決して解消されず、ほんの少しの成功の陰りだけで、大変なダメージを受ける。」
ナチズムの分析
「ヒトラーとその支持者を注意深く観察し、ナチズムが子供への暴力の一つの表現であると考える。というのも、ヒトラーの世代が子供だったころ、シュレーバー教育に代表される非常に厳格で暴力的な教育方法がドイツに広がっており、子供たちは家庭でも学校でも激しい暴力に晒されていた。ヒトラーも父親から日常的な殴打を受けて育っており、彼の政策は自分が受けた暴力を、全人類に対して「やり返す」性質のものであり、ドイツの多くの国民も、そのような政策を自分自身の衝動に一致していると感じて、支持したのではないか、としている。」
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アリスミラーの理論に私は深く共感してしまったのですが、現在こうなってしまっているのは私たちの多くが何らかの児童虐待を受けて育ったからではないかと思います。
でも、そんな事情があったとしても
許せん!です。
関係者は一斉収穫しちゃってください、と思います。
家畜の扱いに関しても許せんです。
そのような仕事をしなくても生活できるようになる、そういう社会変革が絶対必要です。
いろいろ書きすぎてまとまりがつかなくなって、大部分を削ったらこうなりました。
私の考えが通じるといいのですが
A. 最後の本音がスカッとしましたwww
子供への暴力は絶対に許さん。そうです。親から受けた負の習慣は次世代につながないのが最高の子育てだと思います。されたことを自分より弱者に向けるのは自己破壊を招く以外にない。彼らもそういう意味では自己破壊の真っただ中にいると信じてください。家畜意識より質が悪いですよね。
これからワクチンの副作用で子供ができなくなるといいますが、そうではなく性欲が激減するということです。となるとこの業界もいつかは消え失せるでしょう。まあ、コロナで海外旅行ができなくなっているのでそれでなくても客激減でしょうから。子供を売ることで生計を立てるなんてことは業界が無くなればその選択肢もなくなります。
まずは皆さんは知ることに専念することです
課題ありがとうございました
コメント
性欲が激減する、いいことです。私は発情期を解除されていることが性犯罪の一つの原因かと思っているのです。でも、幸せな子供はどんどん増えていってほしいものです。