真実を知ることはそれまでの自分の偽りや無知を認めることでもあります。それが辛くて無意識に真実を避ける人も少なくはないでしょう。巻き込まれたまま被 害者意識で誰かや何かを責めている方がずっと楽だからです。実際私もそこから抜け出すのにとても時間がかかりました。誰かや何かのせいにすることで、自分 を無視し続けていました。
自分と向き合うことが一番恐かった。
自分とはすなわち真実なのだと思います。
この世の中は理不尽がまかり通っています。憎しみや争いや不安や恐怖が循環するような仕組みが至る所にありますし、誰もが簡単に誰かを憎んだり攻撃したりするようにできています。
確かにこの星は幼く迷い人だらけかもしれません。
けれども誰だって始まりは強い生きるエネルギーを持って生まれてくるのです。
生きる人全ての資質を妨げないように、活かすように環境を変えていくこと、仕組みそのものを変えていくことが今一番必要なことで、それに向けて意識やエネルギーを注ぐ時でもあります。
遺 伝子上の違いがあれども私たち人間は同じ空気を吸い同じ空の下に住み、ひと続きの流れのなかにいます。すべては大きな流れのもとにあるのだとしたら、これ までの迷い人同士の悲しい歴史はとりかえしのつかない歴史だとしても、それを無にしてはいけない。損なわれずにそのままの資質を発揮出来る時にどれだけこ の星に住む生命が輝くか、それを私自身もこの目で確かめたいのです。
いろんな酷い仕打ちをしている人類に対してガイアがそれでも共存共栄を求めてくれているならば、こちらも最善のかたちで応えたい、ただそれだけです。
その想いを挫くようなことはして頂きたくない、それだけです。
今のこの星を構成しているすべての存在が一個一個のこの星のガイアの細胞として在るのですから。それを崩しての話はあり得ない。
これが私の真情です。
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