アルツハイマーと魂

Q.

今日は記憶について質問です。
観た方も沢山いるのではないかと思いますが、テレビで若年性アルツハイマーの人を取り上げていました。
段々見た事も聞いた事も物の名前も分からなくなり、最後は自分の妻さえも認識出来なくなっていました。

何だか人格が崩壊していくようで悲しいような恐いような気持ちになりました。
アルツハイマーや記憶喪失の人は亡くなった後、魂だけになったら自分の記憶は戻るでしょうか。

A.

はい、記憶はよみがえります。

これはなんで起きるかというと、まず、人間の姿を卵にたとえます。

中心の黄身をメンタル体、白身をアストラル体、殻を肉体（この時エーテル体はちょっと横に置いてください）これらはすべて電気でできています。

電気といってもわれわれの科学では「電気は無数の種類がある」という理論に基づいています。

さてメンタル電気でできたメンタル体は霊体と言われています。

霊体は精神世界ではよく聞く「すべてを知って生まれてくる。いつどこでどのように命を落とすかはみんな知っているのです」というすべてを知る体なのです。しかし、これは電波でいうテレビの周波数でたとえましょう。色があり、音があり、画像があるのです。

次にアストラル電気でできたアストラル体はそれよりトーンダウンした情報量です。人はこれを幽体ともいいます。電波でいうラジオ周波数にたとえましょう。あるのは音だけ。この周波数に似通っているのが守護霊です。守っていくれるけど絶対ではない。テレビの放送をラジオで流しているのと同じ。当然情報量は画面がない分激減。もしテレビでフィギュアスケートの試合を中継してそれをラジオで聞けたら、たぶん何が起きているのかわからず、ただ曲と拍手の音だけでしょう。

では次に肉体。これに至ってはモールス信号みたいなもの。トンとツーしかない

もうテレビのフィギュアスケートに至ってはモールスではどうにもこうにも知ることが難解なのはお分かりいただけるでしょうか。だからすべては知っているはずなのに知らないという現象が起きるのです

さてアルツハイマーとはこのメンタル体と肉体のトーンダウンができない状況を言います。

魂は覚えていても肉体からアストラル体への連絡を閉ざされます。特に細胞的には記憶の中枢をやられ

回路は徐々に閉ざされます。しかし、霊体は理解しているのです。ただアストラル体の回線が断絶して働かなくなります。アストラル電気も何種類かに分かれますが特に浅層のアストラル体はまったく機能できません。

さて亡くなるとこの浅層のアストラル体が徐々にはずれ深層のアストラル体が出てくる頃、亡くなって数か月後（日本の仏教でいう四十九日は結構的を射てます）にはやっと殻から飛び出した状態になります。つまり浅層のアストラル体より高次のアストラル体は記憶が機能しているのです。

ちなみにパーキンソン病は浅層アストラル体と肉体との機能不全なので体は機能しなくても感情も記憶も現状維持です。

Q.
心と身体(脳)の疎通が上手く行かないだけで、記憶が無くなってから体験してきたことは全て記憶のある自分が見ているのかなと思ったりするのですが…。
記憶を無くしたり時間をかけて重ねた記憶や自分という人格が消えていくというのはどういう学びなんだろうと考えたりします。本人だけでなくそれを受け入れる家族にとっても学びなんだと思いますが…。

A.

人格が消えることは家族にとっては気の毒です。

それを見ることに学びでは言い尽くせない苦しみと、むなしさがあることでしょう

アルツハイマーに至ってはDNAの段階でその損傷がわかります。何歳で発病、何歳で機能不全になるかもいつか皆さんもDNA検査でわかる日が来るでしょう。

しかしそれを知ったらそれを精神的に抱えられるのか。

たぶん大変なストレスになるでしょう。そうはいっても人は何らかの病気、事故、で必ず死ぬものなのです。例外はありません。ただ数ある死因の中でこの病気を選んだ理由は何かを問うことは必要だと思います。

まだ皆さんは精神がしっかりしてません。だから、メンタル体の記憶が届かないのかもしれませんね。

いい質問をありがとうございました