A.　戦争とは

Ｑ．
会社勤めの時に、何故上は下の人間のことを考えないのか不思議でなりませんでした。
みんな会社を良くしたい、お客様に喜んでいただきたいという気持ちは一緒なのに
自分の地位を誇示したいとか、思いつき政策でどんどん変な仕事を増やします。
そんなことをされると、下は下で不平不満が増えてゆき、

「言われたことだけやればいいや」とお客様をないがしろにします。
何故その力をいい方向に使えないのか、
（下はお客様の為に上を動かす、上は下の仕事がしやすいようにサポート）
お互いの助けや協力があってこそなのに、なぜそこに気づけないのか
同じ会社なのに、最終目標は一緒なのに、と納得がいきませんでした。
最近、日本の歴史をみているのですが、
学校とか大河ドラマなどではどうしても戦国武将が注目されますが
じゃあ、その時代の農民は・・といいますと飢饉、年貢に苦しんだ・・そんな話ばかりなのです。
それぞれが役割（マクロとミクロ）ですから、どちらがいい悪いと一概には言えませんが
実際彼ら農民がお米を作ってくれて、焼け野原でまた家を建てて・・など
なんかおかしいな、納得いかないなと思います。
昔の災い（天災）は呪いだなんだと言いますが
実際は彼ら（農民）の不満の表れだったのではないでしょうか？
将軍として国を安定させたければ、まずその国民を大事にすべきだったのではないでしょうか

Ｑ．
＞それでもいまだにバブルの時代はいいという人もいますが、
＞そんなに幸せなことならはじけるはずがない。
＞みんなおかしいと思えばこそはじけたのです

バブルの時代はそんなに長くありませんでした。
では、何故「戦争」ははじけない（なくならない）のでしょうか
これが戦いをしたがる遺伝子なのでしょうか
「○○すれば生活が良くなる」など、口車に乗ってしまった責任もあるのでしょうか
どうぞ宜しくお願いいたします。

A.
「戦争の裏には必ず巻き込まれた若者と巻き込む老人がいる」
シャンバラで時々語られる皮肉です
しかし例外もあります
皆さんはよく秀吉が老人として名誉だけで朝鮮出兵をしたと教わっているそうですが、実は彼は対スペイン戦に準備していたのです
当時植民地として中国と日本をターゲットにしていたのを知り動き出しました
今でもスペイン王国の図書館に秀吉が出したスペイン王国への書簡があります
植民地にならないように、でも鉄砲狩りをして国力が落ちても平和を望むために、朝鮮半島で押しとどまらせるために、関が原よりも多い兵を出したのです
しかし、日本ではこれを広げようとはしません
何故でしょうか？
農民出身で出世したから、農民の気持ちがわからなくなったのですか？
なぜそう考えることを調べもしないのに正当化しようとしているのか
教えない組織が悪いのか
戦後７０年近くしてまだそれを知ろうともしない皆さんが悪いのか
みなさん、戦いは必ずない世界にできます
日本でできたから、皆さんはできる
しかし、知らないことはもう罪から免れることは無くなりました
知ろうとしないことが罪です
上の人間が下の人間を理解できないのではなく、下も上を知り、道を考えるのです
どうすればいいかミクロもマクロも両方考えることが求められています
このブログで前にも書きましたが
福岡のコンビナートの公害は数人の主婦によってはじまりました
それは子供たちの喘息
夫が会社に勤めていても動くときは動くのです
皆さんが１円をないがしろにしたら政治家は１億円をないがしろにします
皆さんが家族をないがしろにしたら、国は国民をないがしろにします
だから常に自分を知り、世界を知ろうとする
それが帝王学の根底です
全ての人間が帝王学を学べば戦争は起きない
どうかこのブログで帝王学を学んでください
貴重な質問をありがとうございました