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企業: 責任いろいろ

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企業(雇用)側から見た責任について興味があり質問します。

日本では、部下などが不祥事を起こした場合、その上司(場合によってはトップ)が責任を取って辞任するというのが定石です。一方で、事態収拾に徹するのが責任の取り方だ(だから辞任は当面しない)という対応もあります。

辞任でも解決にもならない時もありますが、詭弁(嘘)で居座られた場合にはそれも困りものだとも思います。

社内で不祥事が起きた場合、場合にもよるでしょうがが、トップの立場としてどういった責任を取るのがベストだと考えてらっしゃいますか?

A. まず役職辞任は何の責任も取っていません。そこが変ですよ。なんで?次の人は先代の人間がしたこととして責任がなくなるではないですか。ってことは何もよくなっていないのに責任といいながら誰も責任を取らないってことですよね。それはおかしい。

給料が高いのも責任が重いからという責任代でしょう。責任を取らないなら日雇いでいいではないですか。まして日本の場合役職辞任であって権力は意外にそのままですよね。

まずは降格ですよ。平並みに降格にして、その降格した人間を使って二度と同じ過ちが無いように馬車馬のように決められた期間内に原因の解明をさせないと。同じことが起きます。もちろん責任代は賠償で支払わせないと。まして退職金なんて信じられません。組織に損害を与えて何に対して退職金なのでしょう?法外な給与を取るCEOのほとんどは、万が一責任を取るときは財産没収が常です。責任代ですから。

 

雇用とは社員の生活について責任を持つということでもありますね。
先の質問https://gaia-shamballa.xyz/blog/?p=40008の回答で、災害地で社員を募り団体として会社ごと雇用しておられるということでした。避難所では避難者を即席雇用する登録システムがあることは教えていただいてますが(これは国としてと認識しています)、

一会社が被災した会社をまるごと引き取り保障を請け負うとなるとかなり覚悟が要りそうです。だからこそビジネスチャンスにもなるのでしょうが。どのような腹のくくり方で雇用の責任を負っておられるのでしょうか?

A. 腹のくくり?それは慣れです。一つの会社を解体してその社員を受け入れるときは損はしません。どんなにしてもね。これはそのエキスパートならではのコツがあります。

ただ避難者の臨時公務員即席雇用は、企業が動き出すまでの1か月の話です。その1か月で調査をしていますが、各社ともに何人請け負うか決めています。そう、20人受け入れることができるなら20人以上の会社に声はかけません。業種や何より被災した工場の状況を調べるのに時間はかかりますが、一番時間がかかるのは人間を説得することです。トップが変わるのですから不安もあるでしょう。こちらが提示した給与に不満を抱くかもしれません。それでも働けるといって快諾する企業もあります。いかに気持ちよく仲間に引き入れるかです。仲間として交渉します。

 

最高責任者ということは、最も権限もあるけれど、責任も一番負っているということでもありますね。その重みというのは、第三者からはなかなか想像できないものだろうと察します。

トップに立ち続けることの責任について、常々どうとらえておられるのか、参考にお聞かせ願えますか?

A. みんなで決めるのでトップだと思っていませんね。一人で問題解決はできません。そう、強いて言えば決断が自分一人の時ですかね。もちろん偶然に対して敏感になりながらいいシグナルかそうでないかを感じて決めることの方が多いですね。やはり自分一人の決断はないやwwww

もちろんほかの企業では孤高の人がいます。でもね、人で構築している組織は人が判断するのです。トップに立ち続けるのはその人の声をいかに聴くかでしょう。イベントをたくさんしてくみ上げることが大事です。社内でイベントのない企業は短いのはそのためです。特に地域の参加は必須です。マクロとミクロを同時に見る。うん、責任はあとからついてきますwww

 

質問をありがとうございました

 

コメント

  1. フランソワ より:

    不祥事を起こしたらば
    >まずは平並みに降格にして、二度と同じ過ちが無いように馬車馬のように決められた期間内に原因の解明をさせる。
    >責任代は賠償で支払わせる。
    >法外な給与を取るCEOのほとんどは、万が一責任を取るときは財産没収。

    ぜひ法律改正してこれらの条項を盛り込んで欲しい。
    どこぞの議員に聞かせたい〜
    常々、辞任で責任取ったことになってるの?と疑問でした。
    「降格させて」償わせる。これならとても納得します。

    >避難者の臨時公務員即席雇用は、企業が動き出すまでの1か月の話です。

    国と企業でちゃんと連携しているのですね。
    調査する期間を取った上で雇用の交渉に当たるということですね。
    肝はやはり誠意ある話し合い。仲間として交渉されるのですね。


    人で構築している組織は人が判断するのです。トップに立ち続けるのはその人の声をいかに聴くかでしょう。イベントをたくさんしてくみ上げることが大事です。・・特に地域の参加は必須です。
    マクロとミクロを同時に見る。うん、責任はあとからついてきます・・

    カッコええ!
    生き方としても大事な要素だと思いメモにとりました。
    イベントして汲み上げてもらってるって、私たち、まさにそうしてもらってるなぁと思いました。なんか色々つながる深い言葉でありがたいです。

    貴重な回答をありがとうございました。

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