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コミュニケーションについて(対子供)

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お世話になっております。質問をよろしくお願いします。

「言ってもわからないから分かる人にしか言わない」というのはもうこのブログを読む方にはとても理解できる言葉であると思いますが、僕は教育の現場ではこの言葉の例外だと思っています。

子ども達というのは自分の考えを客観的に見ることができないので、自分の意見が正しいと思ってしまいがちです。しかしそれを説得するのは時間もかかりますし言葉も慎重に選び、重要なことの中から相手のレベルを考慮して何が伝わり、何が伝わらないかを考慮して取捨選択をしなければならないと思います。

僕は合以前中高一貫校合格し、入学する生徒に、「大学受験は人生経験でとても勉強になるし、君はそのくらいの学力があるから、将来大学受験はした方がいい。」とアドバイスしたのですが、案の定附属高に入ると言って僕の話を聞いてくれませんでした。

正直合格して塾に来てくれる子にそのような酷なアドバイスをするのは鬼か!とは思いましたが、重要なことなので伝えましたが、それほどその生徒とは信頼関係が構築されていなかったので、ある意味では予想通りだったのですが、やはり他人の話の聞く耳をもたない姿勢はとてもしんどかったです。

大人なら潔く諦めますが、まだ子どもなのでコミュニケーションをうまく取りたいなぁと思って悩んでいます。

質問は、どのように言葉を選ぶべきか①というのがまず一つと、自分を疑ってもらえるような信頼関係の構築はどのようにすべきか②、という二点です。

このブログでも全て疑えというのがモットーですよね。僕もやはり信じるというのは一種の思考停止だと思っています。常に自分の考えることを仮説だと考えていつでも考えの変わる準備をしておくというのがとても大事なので、信頼関係において相手を疑う姿勢を持つ中で正論は受け入れるというのがベストかなと思っていますが、このような関係の構築をするために少しでもできることや、情報量の絞り方をシャンバラの見解で教えていただけると嬉しいです。

ちなみにですが、一度質問した時に、自然と出る言葉は相手の守護霊が喋らせていることなのでそう言った言葉が出てきた時は自然に任せる。というのをいただきました。僕は教える時には意識せずとも饒舌になるので守護霊のおかげかなと思っており、それを意識できているのはいい兆候だと思っています。やはりこのブログのおかげで自分の周りにはいい流れができているのでは、、と感じることが多いです。

よろしくお願いします。

A. 番号を振らせていただきました

① どのように言葉を選ぶべきか

子供は言葉を選ぶ以前に自分が言いたいことがあると人の話を聞かない習性があります。こんな時はどんなに正論でも聞いていないと思っていいです。

だからいったん目線を同じにして「君はどう思う?」とか「何か言いたいことはないか?」と聞いてからにしましょう。

その時は口をはさむことはしなくていいですが、その都度「その時君はどう思ったか?」とか「相手はどう感じるだろう?」などの質問をするか、最後の言葉をオウム返しをするのは鉄板です。この時こそ言葉を選ぶべきです。

特にそんな人の話を聞かない親の元に育つと自分から話す習慣がないのでなかなか口には出ません。時間もかかります。しかし、それでも話を聞きたいと時間を惜しまないことです。まして生き方を語る時は特にその子の信念をじっくり聞いてそれからあなたの意見を述べるべきです。その時は熱く語ればいいので逆に言葉を選ぶ必要はないですね。

 

② 自分を疑ってもらえるような信頼関係の構築はどのようにすべきか

日本では先人が言うことはすべて信じるように学びます。それは教科書に対してこうは思わないというと「そんなことを考えている暇があったら単語の一つでも覚えろ」というのがまさしくいい例です。つまり疑うことは無駄であると教えているようなものです。

自分を疑ってほしいと思っても、それが無駄だと信じている以上「疑ってもらえるような信頼関係」はまず存在すらないかもしれません。

まずはどんなに素晴らしい人間も間違えるし、科学はそんな先人のいうことを疑ったから発達したこと。宗教は先人を信じたからいまだに戦争が絶えない未発達なのだと。疑うことのすばらしさを解くほうが先です。

ロボットは疑うことはしません。人間だから疑う。そしてそれが発想力の根源です。人間のすばらしさを引き出すためにも疑うことを進めたいあなたのその考えをぜひ広めていただきたい。

というわけで、疑うという感覚はまず「違和感」からきています。何に違和感を覚えたのか。これこそがメンタル体が動き出す瞬間です。それを深く掘り下げる。ということはあなたの間違った持論をぶつけて「今の私のいう内容に違和感は感じないか?」と聞いてみることも大切です。

信じるということは何も考えなくてもできます。信じないことも何も考えなくてもできます。しかし疑うことは相手を知ろうとしなければできません。その観察力を育てることの大切さを説くこと。ぜひ頑張ってください。何人もやればそのうちにマニュアルがわかってきます。何人でも経験を積むことです。あなたも成長しているのですから

質問をありがとうございました

 

コメント

  1. タマ より:

    申し訳ありません。訂正がひとつありまして、教え子の生徒は附属校の大学に進学すると言っていたの誤りです。すみません。また教育に関してベスさんやシャンバラに質問すると思いますがどうかよろしくおねがいします。

  2. タマ より:

    丁寧な解答をありがとうございました。

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