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医療班: (続き)ステロイドのリバウンドについて

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ずっと医療班の方々のお出番をお待ちしておりました!

以前お答えいただいた質問の回答を拝見し、是非更に質問を重ねさせていただきたいと思っておりました。何卒宜しくお願いいたします。

Q1.ステロイドのリバウンドの研究で有名なとあるお医者様は「外用ステロイドというのは、種類にもよりますが、一回の外用(24時間ODT)後数日以内に皮膚から消失しています」と説明しています。

ただし「外用ステロイドの使用の負荷により、皮膚が自分でステロイド(コルチゾール)を産生する機能を弱らせてしまい、コルチゾールにならずに酸化物となったコルチゾンが細胞のどこかに蓄積されるのではないか?」というような仮説を立てていらっしゃいました。

医療班さまにご回答いただいた説明にあった「皮静脈に貯蔵されるステロイド」とは、外用ステロイドから吸収されたものなのでしょうか?それともこのお医者様の仮説のように、本来皮膚が産生するコルチゾールが酸化したコルチゾンなのでしょうか?

仮にこの仮説の通りであれば、皮膚がコルチゾールを産生できる状態に回復するまで、身体にコルチゾンが貯蔵され続けてしまうのではないかと、気になりました。

A. あくまでも妄想です。外用ステロイドが皮静脈に貯蔵されることはコルチゾンが貯蔵するより多いのです。つまり両方貯蔵されるわけですが人間自身が分泌するものは必ず排出されるという考えがシャンバラにはあります。だからコルチゾンがたとえ蓄積されても排出されるので量的には外用ステロイドが貯蔵するといえます。

例えば放射能も体内に蓄積するものとそうでないものがあります。それは自ら放出したものか否かではっきり分かれるのです。よって両方ともに貯蔵はするけれども結果として外用ステロイドの方が肉体に負担をかける形の貯蔵になるということです。

 

Q2.「ステロイドが皮静脈に貯蔵する性質があるので必要以上に貯蔵されると塗ったところよりはるかに広範囲に非自己として落とすことになります」とご回答をいただきました。

私が皮膚の殺菌と抗菌により落屑がいくらか軽くなったように思ったのは、気のせいでしょうか?それとも、菌類も部分的には落屑の要因になっているのでしょうか?菌類も非自己の部分はあると思ったので、それでかとも思いました。

A. 人間が菌類を非自己にすると、大腸菌から皮膚の菌まで非自己となり被害がひどくなります。さて、滅菌と抗菌で抑えられたから落屑が起きなくなったのではなく、滅菌と抗菌の薬で症状が抑えられたと思われます。これはいいことなのか?

 

Q3.私は落屑の他に、痒疹にも苦しめられています。痒疹はヒトパピローマウイルスやアレルギーが原因と言われていますが、原因ははっきりわかっていないのだそうです。

落屑が起きる部位に痒疹ができているので思ったのですが、痒疹もステロイドを非自己として切り離すために起こる現象でしょうか?

A. 痒疹はそう診断されたのでしょうか?というのも落屑が起きているアトピーと痒疹とでは全く違うのです。アトピーは体内から発症しているので左右対称に出ますが痒疹は非対称です。

まったく違う原因だとだけ理解してください。肌が崩れているので双方の関連性に疑問を持ったのでしょう。

質問をありがとうございました

 

コメント

  1. SS30 より:

    ご回答いただきまことにありがとうございます!!
    現代の皮膚科医の間では貯蔵されないという見方が主流のようですが、なるほど、両方貯蔵されるのですね。大変参考になりました。

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