シャンバラスタッフのみなさま。ベスさんごきげんよう。
さて、今回は「火山噴火」について質問したいと思います。
日本で過去に起きた火山噴火の体験者の本を以前数冊読みました。
本では火山噴火で起こる「噴石」が問題視されています。
「ヘルメット」も重要ですし「シェルタ-」も重要性があります。
現在日本では折り畳みのヘルメットがあります。
「シャルタ-」としては「大型のU字溝」を逆にしたもの。これを逆にしたものをある程度の距離で配置するのが良いかと考えています。
シャンバラで「火山噴火」はあまり起こらないかとは思いますが、当然「防災グッズ」は必需品として一家に1セットはあるかと思います。
そこで質問です。シャンバラで使用している防災グッズはどのようなものがあるのでしょうか?
特に知りたいのは「防毒マスク」「ヘルメット」「シェルタ-」などです。どんなものを使用していますか?
日本で使用していないようなもので、これ持っておくと便利だよ!というグッズがもしあったらそれも知りたいので教えて下さい。
よろしくお願いいたします。
A. いい質問ですね。
防毒マスク・・・まずこのシャンバラも火山活動はあります。ただし、人口が下がったので活火山地域には立ち入り禁止、火山噴火で困るほどの区域には住宅は作れないことになっています。防毒マスクはそれより火災などで使います。昔は確かに使っていた経験がありますが、視野が狭くなり逆に危険ということになりました。
そこで開発されたのが災害用防毒ビニール袋。首で軽く縛り上半身を包むくらいのものですがろ過機能があり丈夫な材質です。もともとは血液ろ過で開発されたのですが、空気にも使えるとして現在に至りました。携帯できるのと息苦しくないのが売りですww。
ヘルメット・・・これは宇宙服で使う金魚鉢wwwのような形です。ベスも封印の時に使用していましたが頭だけではなく頭部全体を覆います。弾力性があり、上の防毒マスクの役目も果たします。携帯には不便で作業所などに設置しています。
シェルター・・・シェルターは一時避難としてのものと長期にわたるものとで内容が変わります。現在地球の軍などで使っているシェルターは長期(核兵器対策)を目標にしているので狭いながらもライフラインと食料も維持できています。しかし、個人のシェルターは何をもって準備するか考えないと入れば安全ということはないので無駄に設置して実は役に立たないことも多いのです。放射能ならコンクリートや水は遮断できても中性子線はそれがない。みたいなものです。
ただし目的をもって準備をするなら意味があります。例えば洪水に対する浮くシェルター、地震や土砂崩れで家屋崩壊に対するシェルター、そのうち太陽風に対するシェルターも出てくるでしょう。
シャンバラでは個人のシェルターは持っていません。今は地下生活が多いので必要がなくなりました。たまに山間部に住む村などで使っていますがそこでも長期滞在型の地下シェルターを村で作っているのが現状です。シェルターの中には外部特に軍とつながるようにできているので災害時は情報が把握しやすいです。
また、非常食や非常物資は軍が担当しているので定期的に軍がメンテナンスをしています。どこも同じ設計で同じところに同じ物資が置いてあるという工夫もしています。そうすると万が一電気がなくても手探りで探し当てられるからです。シェルターはそのうち当たり前のようになるでしょう。
最後に防災グッズですが、基本家族の写真や通帳と少し大量の小銭、これがあればまず困ることはありません。(家族の写真は精神状態を安定するのに必需品です)あとは手袋に靴など避難所につくまでにけがをしないことを重要視しています。水や食料は避難所で配られるので「手ぶらで来なさい」をモットーにしています。
また以前も言いましたが災害用の受付センターもあり、事前に災害を予告した時はある程度の必需品を決められた箱に入れて預けるサービスもあります。
いかがでしょう?火山噴火から逸脱しましたが参考になればと思いました
質問をありがとうございました
コメント
全く驚きました!こんな詳細に長い回答が得られるとは想像していませんでした。予想外です!「ヘルメット」・・・これについてですが、「宙服で使う金魚鉢wwwのような形」と回答されていますが、それって「エササニ」のアレですか?「恐竜戦隊コセイドン」に出て来る「コセイダ-」に似ているヘルメットの事ですか?https://www.youtube.com/watch?v=n_wuefbqtrs
「シェルタ-」ですが今回は「火山噴火」に対する短期的な避難シェルタ-という意味で質問しました。少しかみ合わなかったみたいですね。しかし、想定していたものより広範囲の回答を頂けて嬉しく思っています。
結構無駄な事が多いと?ふむふむ。それも実験が必要だという事ですね?なるほど、なるほど。非常食はシャンバラでは「個人」がメンテナンスをしているのではなく「軍」が管理していると?それも驚きです。日本では危機管理は個人でする・・・という考え方が主流ですから、これも斬新的な考えです。なるほど。新しい考え方だ!ふむふむ。「防災グッズに家族の写真」ですか?
それも斬新です。我々の考えからすると非常食と簡易トイレなど必要最小限のグッズを用意する・・・という考え方が主流でしたが、長期に渡る避難生活で必要なのは「家族の思い出」とは、驚きでした。そうですね。我々は一番大切な「家族の思い出」というものを忘れていました。なるほど。目から鱗でした。特に家族が亡くなって洪水で全てが失われた場合、家族の写真がどれほど重要なものになるのか?それを考えると何より「家族の写真」というのは特に重要なのは無くなって初めてわかるかと思います。今後避難グッズの中には「家族の写真」あるいは「少しの薄いアルバム」というものを用意しておこうと思いました。丁寧な回答ありがとうございました。もっと質問するぞ~!(笑)