シャンバラのみなさまこんにちは。
「災害時の人とのかかわり」について質問しようと思いながらも、なかなか考えがまとまらず『先週の課題』となってしまいました。
まだ間に合うようでしたらお願いいたします。
私が住んでいるマンションは耐震がしっかりしていることから、東京都からも自治体からも『大地震が起こった場合でも避難所へは行かずに自宅で生活すること』と指示されており、避難所には行けません。
マンションの管理会社とマンションの自治会から『備蓄は各家庭でしてください』と言われているため、食料も水もトイレも全て自己責任で準備しないといけません。
そのため、マンション住人の有志で『防災会』が立ち上げられ、同じフロアの住人同士が顔見知りになることで有事の際に助け合えるという考えから『フロア会』というのも立ち上げられました。
『人付き合いが面倒だからマンションを買ったのに、そんなのに参加したくない』と言って参加しない人もいますが、我が家を含めて趣旨に賛同する人たちはフロア会に参加して情報交換などしています。
Q1
避難所での生活は認められていないため、自分からすすんで情報収集をしないと、大災害に見舞われた時には情報弱者となり孤立してしまうと思っています。
避難所に情報が集まるのではないかと思ったので、情報収集のために日中に避難所に行くことを考えました。(避難所に通う)
これは有効でしょうか?
A. はい、有効ですが、そこまで言う自治体に対して情報差別だと訴えることはできると思います。その場合にどんなことをしてくれるのか要求してもいいと思います。
少なくとも避難所に行かない分手間をかけないのですからマンション代表に情報を伝えに来るくらいの要求をしてもいいと思います。避難所に入れないという発言自体非常時に対しての差別行為です。
何をもって避難所にはいれない宣言をする権利があるのか疑問です。特に原発のようなときは緊急非難指示を同じレベルで知らせてくれなければいけません。もう少し自治体に対して煮詰めたほうがいいと思います。
Q2
上記以外で、災害時に孤立しないためにすると良いこと・心がけることがありましたら教えてください。
A. まず先ほど言った原発などの緊急避難指示が出そうなときはフロアのどこに集まるかは決めておいてください。地震=原発は必須の課題です。
参加しない人たちもいざとなると加えるように訴えてくるでしょう。その時のマニュアルを配ることマンション内で医療系の人、電気技術系の人、公務員などそれぞれ役割が出るといいですね。
もちろん日ごろから言わなくてもゼッケンを配りいざというときにその役職がわかると非常時だけですから互いに助け合えるでしょう。
できることをする。できないことは頼る。何もできないときは指示に従う。きっと何か役に立ちますって
Q3
私は現在フロア会やマンションの総会に出席することと、エレベーターなどで会った人には挨拶をすることを心がけて実践しています。
シャンバラの知恵で、災害時のためにも日頃から気をつけておくと良いことがありましたら教えてください。
A. 挨拶はいいですね。災害時一番困るのが火事場泥棒です。外部からそのマンションの住人を頼ってくる親戚などもいます。見知らぬ人が増えます。
必ずゼッケンないし内内で決めたバッジを用意しましょう。個数を多めに準備して少なくとも増えた家族に着けるように指示してください。
また、掲示板は各フロアに非常時用に作ること。どれほどの人数かわかりませんが多いほどフロアだけで頭がいっぱいになります。本当は高層マンションほど途中階にコンビニがあるといいのですが。
Q4
『災害時の人とのかかわり』というテーマがなかなか難しく・・・。
上記3つの質問となりました。
シャンバラとしては、私たちにどのようなことを考えさせたくてこのテーマにしたのでしょうか?
A. 災害時は常日頃の行動が出ると思うでしょうが、意外に逆の行動をするものです。日ごろのんびりしている人がハッスルしたり、日ごろ頼もしい人が震えあがって動けないなど驚くこともあります。
このブログで言う有事タイプと平時タイプは災害時如実に出ます。平時に人とかかわることを嫌がる人(人よりできると思い込んでいる人)ほど、いざというときはトラブルメーカーになるものです。面倒でも生きていくためには災害時に人とつつがなくかかわるためにも考えてほしいと思いました。
Q5
また、シャンバラが私たちにこのテーマで伝えたかったこと、教えたい知恵があったとしたら、それを教えてください。
A. 災害時の協力体制の作り方ですね。力の弱い人間の集まりにならないで互いに得手不得手を理解して協力できる体制です。
余震で不安な一夜に何ができるか?特にまだ帰らぬ家族を待つ気持ちは不安以外にありません。そんな時ただ震えおののくのではなくその日できることがあって動くことで気持ちを抑えること。
「ありがとう」「こんにちは」が連発する地域は治安もいいし非常物資が届きやすいものです。逆に希薄だとせっかく来た情報も広がらず偏りそれが詐欺や盗難を引き起こすことになります。これは災害で救助に行く隊員が一番感じるところです。だから隊員が着くまでだけでも頑張っていただきたい。
どうぞよろしくお願いいたします。
A. いい質問をありがとうございました
コメント
さっそくの回答ありがとうございます。
今ある『マンションの防災マニュアル』を見ながら、いただいたアドバイスを活かせるように、今後提案していくつもりです。
考える中で行き詰まった時には助言をお願いいたします。
ゼッケンやバッチについては、さっそく意見書を出して検討してもらうつもりです。
ありがとうございました。