3月の挿花（シャンバラスクールロビー）

こんにちは。Kです。

シャンバラスクールロビーの3月の挿花をお知らせします。

＜「ロビーの挿花とは？？」という方にご案内＞
初めて聞くという方に、念の為ご案内いたします。
シャンバラスクールの１Fのエントランスロビーには「挿花コーナー」があり、SHリーダーとKとで毎月テーマを変えてその月にちなんだ花々を活けて固定化を行っています。

挿花コーナー↓

さて、3月のテーマと挿花の内容はこちらです。

【 テーマ 】

今回は、「春への季節の移ろい」がテーマです。（ちょっとシブいですが、）重厚な黒松をベースに発色の良いモクレン（マグノリア）を配して、寒さと心の軽やかさが同居するこの季節を表現してみたいと思います。

【 材料 】

花材
・黒松（クロマツ）：盆栽風の枝ぶりが良い黒松を選んでいただきました。

・西洋カラマツ：真っ直ぐに育つのが特徴。少し細めのものを選んでいただきました。

・モクレン（マグノリア）：ハクモクレン（白）と、シモクレン（紫木蓮）の２種類

花器
・黒の焼き物（写真の通り）で、表面にツヤがあるタイプ。サイズは、高さ50cmほど。（挿花全体の画像を参照）

屏風
・挿花の後ろ（階段の手前）に金の屏風を置きました。新しい季節が輝かしいものとなるよう期待を込めて。

【 挿花全体 】

濃い緑色の黒松は、枝を大きく左右に枝を広げるように配置し、真ん中の後ろ側の位置に、少し細めの西洋カラマツを配し、少し縦長の印象も加えました。画像の松以外の花や紅葉を「モクレン（白、紫）」に変えてイメージして頂ければ幸いです。

2月はミモザという黄色の華やかなお花が主体になっていたので、今回の黒松の渋さが際立っているのではないでしょうか。スクールのロビーに行った際にはぜひご覧くださいね。皆さんの楽しい妄想活動の参考にしていただければ幸いです♪

なお、このお花の固定化についてですが、材料については事前にフラワーコーディネーターの方にイメージを相談し調達頂き、実際に活ける際には、他のスタッフさんや自分の担当さんにもお手伝い頂いています。スタッフさんには、材料の調達、時間の前から前月の花の片付け、事前準備、見学者さんの対応など、様々な面でご協力頂いています。スタッフさん達が居なければ、この毎月の花の固定化は成り立ちません。ご協力に心より、感謝いたします。

もし固定化の様子を見学したいという方がいれば、コメント欄などでお知らせ下さい。Slackなどで実況しつつ作業を進めることなど検討したいと思います。

以上、ご拝読をありがとうございました。

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