ブログ読者の皆様、シャンバラスタッフの皆様、こんにちは!
SHです。
今年は梅雨の前に猛暑☀️がやって来た日本ですが、お花は順番にご紹介していきたいと思っています(この際シャンバラ=夏はスルーでお願いします)ww
今回は、今までのアレンジとは少し違ったスタイルにチャレンジしてみました。マンネリを避け、自分含めて妄想と発想のストレッチwにもなるアレンジメントをお届け出来れば嬉しいです。
<「ロビーの挿花とは??」という方にご案内>
初めて聞くという方に、念の為ご案内いたします。
シャンバラスクールの1Fのエントランスロビーには「挿花コーナー」があり、2015年の開校時よりSHが、その後Kリーダーもアシスタント参加で毎月テーマを変えてその月にちなんだ花々を活けて固定化を行ってきました(このブログのヘッダー画像がその月のメインフラワーです)。
挿花コーナー↓(某ホテルのエントランスに似ていますが、シャンバラスクールのロビーは天井吹き抜けの、オープンで明るく広々としたイメージです)
今年のテーマ
2017年から毎年の全体テーマを決めて、それを元に毎月のお花アレンジを考えてきました。今年2019年は『One Kind』=1種類のお花だけでアレンジしていきます。カラーと品種でバリエーションを提示し、1種類の潔さと華やかさを同時に表現していきます。
今月のお花
6月と言えばほぼ定番wの紫陽花ですが、今回は寄せ植え+花びらディスプレイ(水盆/水盤)の新しい試みで、こんもりした紫陽花の森に泉があってふと覗くと・・・いつもと少し違った感じの雰囲気を演出しています。
【挿花配置図】今回は花台を置かず直接花器をロビーの床に置いています。
後ほど説明しますが、真ん中の水盆(水盤)を中心に、オーバル型の花器(プランター、高さ約30cm)に紫陽花をこんもり植え込んでいます。手前は濃い色で奥へ行くに従って薄い色になるカラーグラデーション。一番奥の花器には白の紫陽花となります。水盆(円形、高さ約40cm)には水色〜青の紫陽花の花びらが浮かんでいます。
【構想図 by SH】奥行きを表現出来なかった相変わらずの下手炸裂絵です😅
左側は濃い赤からピンク、薄いピンク、右側は濃い紫から段々にバイオレットというグラデーションですが、実際はもっと植え込んだ数も多く全体が紫陽花森になっています。
材料
【花器】
ラフな陶器のプランタースタイル。オーバル型はこのような雰囲気です↓↓↓
形は左側のものとほぼ同じですが、高さが右側のイメージです。 オーバルの一番長い部分の直径が1m以上あります。
真ん中の水盆になる花器はこちらです↓↓↓
ここに水を張って紫陽花の花びらを浮かべますと、このようなイメージになります↓↓↓
覗いてみると、不思議に美しい青の世界がそこにある・・・という感じです💙
【花材】
アジサイ(紫陽花、学名 Hydrangea macrophylla)は、アジサイ科アジサイ属の落葉低木の一種である。
6月から7月にかけて開花し、白、青、紫または赤色の萼(がく)が大きく発達した装飾花をもつ。ガクアジサイではこれが花序の周辺部を縁取るように並び、園芸では「額咲き」と呼ばれる。ガクアジサイから変化し、花序が球形ですべて装飾花となったアジサイは、「手まり咲き」と呼ばれる。
日本、ヨーロッパ、アメリカなどで観賞用に広く栽培され、多くの品種が作り出されている。原産地は日本で、ヨーロッパで品種改良されたものはセイヨウアジサイと呼ばれる。
アジサイの語源ははっきりしないが、最古の和歌集『万葉集』では「味狭藍」「安治佐為」、平安時代の辞典『和名類聚抄』では「阿豆佐為」の字をあてて書かれている。もっとも有力とされているのは、「藍色が集まったもの」を意味する「あづさい(集真藍)」がなまったものとする説である。そのほか、「味」は評価を、「狭藍」は花の色を示すという谷川士清の説、「集まって咲くもの」とする山本章夫の説(『万葉古今動植物正名』)、「厚咲き」が転じたものであるという貝原益軒の説がある。
花の色がよく変わることから、「七変化」「八仙花」とも呼ばれる。(以上 wikipediaより)
*花言葉*
全体: 乙女の愛、一家団欒、heartlessness(冷酷)、You are cold(あなたは冷たい人)、移り気(土の成分によって色がコロコロ変わることから)
白: 寛容
青: 辛抱強い愛情
ピンク: 元気な女性
奥の白紫陽花ですが、左端はうっすらピンクの入ったもの、右端は薄いバイオレットというようにグラデーションを意識した配置にしています。紫陽花はカラーバリエーションが豊富なので、一つのお花でグラデーションになっているものも入っています。
こんな感じに近いですね💐
挿花全体
紫陽花のこんもり具合は、以下のイメージが参考になると思います↓↓↓
お花はそれほど大ぶりではなくヒメアジサイの中型くらいで茎がスッキリ伸びているものを、端から丁寧に植え込んでいきました。高さも一定ではなくふんわり盛り上がるように外側高めに内側へ向けて角度をつけています。
水盆は背の低いお子様でも覗き込める高さを想定しましたが、無理のないよう担当さんとご一緒に見に行ってみて下さい😊
最後にもう一度(ダメ押しw)私の構想図を載せておきますね。
以上、シャンバラスクール6月のロビー挿花をご紹介させて頂きました。
肉体界の暑さに疲れたら、シャンバラスクールのロビーで瑞々しい紫陽花を眺めつつカフェのスムージーでも召し上がってみてはいかがでしょう♪
今回もご協力頂きましたスタッフ、先生方々には心より御礼申し上げます。
最後までお読み頂きましてありがとうございました。
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