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医療班: 頭のいい寄生虫

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いつも楽しませて頂いてます。ありがとうございます。

世の中不思議なことだらけですが、先日テレビで観た『トキソプラズマ』という単細胞生物の全くもって理解不能な話についてです。

人間の体内にも寄生している寄生生物が宿主の行動や性格をゆがめていることが判明 - ライブドアニュース
宿主の行動をねじ曲げ、健康に害を及ぼすという寄生生物「トキソプラズマ」。最近の研究で、恒温動物の脳内の分子構造を改造していることが明らかに。研究者の中には、人間の性格をゆがめる作用を持っていると提唱する人も
トキソプラズマが人の脳を操る仕組み
チェコの進化生物学者ヤロスラフ・フレグル(JaroslavFlegr)氏は、大胆な主張によってここ1年ほどメディアの注目を集めている。トキソプラズマというありふれた寄生虫が、われわれの脳を“コントロール”しているというのだ。

ー『トキソプラズマ』は、終宿主の猫の腸内にたどり着く為、 神経作用と遺伝子発現により寄生したネズミをコントロールし、行動を変化させてネコに食べられやすくする。 ネコに食べられやすくするため、トキソプラズマがネズミに引き起こす行動の変化は、反応時間が遅くなる、無気力になる、危険を恐れなくなるというものだが、このような変化はトキソプラズマに寄生された人間にも現れるー

と、脳細胞もない単細胞生物が、猫に寄生するという目的の為、免疫細胞を乗っ取ったりという超高度な技を使えるのは一体どういう事なのでしょうか?

なんで単細胞生物がそんな複雑な事ができてしまうのでしょうか?

よろしくお願いします。

A. まず生物学と知能を考えるときに体の大きさは除外してください。

アリは小さくてもかなりの言語で会話しているのであれだけの社会構成が可能なのです。そして像が論文を書くわけでもない、という簡単な理屈です。大きさは関係ない。そして単細胞だから何も考えることができないなどという概念もこういう時は邪魔です。単体なら不可能なことも集団ならできる。これって人間のスローガンではないでしょうか?

そう、脳細部1つが何もできないのにあれだけの脳細胞が集まればそれなりに行動が起こせるということ。つまり脳細胞によって皆さんにできることを単細胞が体現できることに驚きをもって見ているのですが、要は単細胞一つがそれができるわけではないので、不思議には見えません。

 

質問をありがとうございました

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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