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自分との対峙

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質問ありがとうございます。


「自分に嘘をついている人達は、『何を食べる?』って聞かれて『何でもいいよ』って答える。その小さな嘘の積み重ねが、やがて何でこんな不幸が来るんだろうってことが起きてしまう。」
「自分が招いてるんだ/さらにそんな自分が許せなくなる/だから、さらに自分らしくない方向に進ませてしまう」
「根が深いのは、見えない潜在意識がこれによって自己破壊に向かっている」
質問です。宜しくお願いいたします

・大人になると、ついやってしまいます。これは子供の頃からの癖が刷り込んでしまった方を指していますか?それとも、大人子供関係なく、自分が気づけないレベルまで(嘘をつく→モヤモヤ/嘘をつく→何も感じないでしょうか?)到達してしまったことを指すのでしょうか?

A. はい、これは第1子女子に一番出ていると分析しています。下の弟や妹に対して優しくなければいけない。たとえ母親の愛情を欲していても、小さな下の兄弟に譲る気持ちからでしょうか。こうして自分の意思を押し殺す癖が出来上がっていくのでしょう。非常に傾向的な分析ですが自虐的なボランティア精神を突き進む人に第1子女子に多い気がします。家庭が崩壊寸前でも日本でいえばPTA,西欧では教会の動きにまま見られるのです。第1子男子には見られないのはご理解いただけるでしょう。

あまりに深く刻まれているので自覚はないです。しかし、なぜか努力のわりに認められない不満を常に持っているように思います。


・自分を大きくみせる為に嘘をついてしまう人はどうでしょうか?嘘に嘘を重ね、自分でも分からなくなってしまう・・なんて聞きますが、自分に自信が無いとか、現状に満足しない(現実逃避)の人に多いような気がします。これも、自己破壊ゆえなのでしょうか?

A. 自分に嘘をつく人は、一度その嘘がばれても黙認された人に多いと思います。

この黙認を許された人、そう、日本でいえば万引きなんてそうですね。ばれても大丈夫という結果が1度でもあると、二つのパターンに分かれます。一つは次にもっと大きなものを万引きして前の万引きをなかったことにする(罪は消えていないのに)バンソーコタイプ。

当然万引きはだんだんエスカレートします。当然ある日見つかるでしょう。その時に「なぜ今まで黙認してきたのに今回はだめなの?」と理解できないタイプです。

これは自分を大きく見せる人も良く似ています。

2つ目は自分がしたことを受け入れがたく、結果人に責任転嫁するタイプ。常に自分に起きた不幸を人のせいにするので最後は「社会が悪い」となります。社会が悪いことにするには自分もそれなりに大きくないといけないので架空の偉人のふりをします。大したつながりがないのに有名人とつながりがあると言い張る人です。結局いかに自分と対峙できるかなのですが、これが難しい。

自分に嘘もいろいろあるので一概に言えない例です。だから必ずしも自己破壊が起きるとは言えないこともあります。


・社長タイプ、経営者タイプに多いのですが、人の意見は全否定で、自分の意見を押し通す、自分に正直な人がいます。(ワンマンタイプ)結果的には上に上り詰めているので、ある意味ゲームの達人なのでしょうか?
(成功したから幸せかはまた別問題になりますが)

A. 上とはなんですか?わがままと傲慢は違います。我のままであることは必要です。しかし、自分が人の上に踏み昇って高いところに行っている。人の苦しみを潜在意識で理解しながら放置することは達人と言えるでしょうか。前のブログでも書かれていましたが、家族の誰かがその負のエネルギーを受け入れてしまいます。成功とは言わないでしょう。


・販売するにあたって嘘をついてしまう人が3人いました。(事実でないことを言って販売してしまう)とても売るので、本人達はとても自分を誇りに思っていたようですが、第三者(会社)からの評価はあまりよくありませんでした。その後、トラブルもあり、3人とも会社を去りました。
今考えますと、会社のためであり、自分の評価、地位向上のために生き生きした人達だったのですが、自分の望みを叶えるのがあまり上手ではなかったように感じるのです。これも嘘が関係していますか?

A. そうです潜在意識が認めない行動はそのうち破局するということです。


・元証券マンさんと話す機会がありました。「顧客が損をすると分かっていてもすすめる(売る)。しかなかった」と言っていたのがとても印象的でした。その方は結局、会社を転々と転職されたみたいなのですが、嘘からくる心の虚無感なのでしょうか?

A.  嘘からより自分に正直に生きられない虚無感だと思います。たぶん会社を辞めるきっかけはその同じ部署に正直な人間が入ってきたときでしょう。

千差万別の話ですが、一つだけ理解してください。

自己破壊とは

悪いことをすれば罪は償わなければいけない。謝らないといけない。もう二度としないことを誓わなければいけない。それができない、しないときに自己破壊が起きます。一言謝る。それだけのことの方が多い。

だから、常に正直であろうという勇気、いやな自分を隠さずさらす勇気、無理をしない勇気を持ってほしい。または持とうと努力してほしい。より楽な人生になることを知ってほしいのです。

自分と対峙することは難しいです。私でもそうはできません。しかし、そうあろうと常に思っています。

それはそのほうが楽だから。

偉そうな理由ではない。そんな中で満足が得られたらそれが幸せになると思います。

あくまで個人的な見解ですが・・・

コメント

  1. より:

    ベスさん
    シャンバラのスタッフ様 
    ありがとうごさいました。(と、↑で書きそこねました。失礼いたしました)
    今回は、どうしたら「肝のすわった人間」になれるか?という事に対して質問させて下さい。
    本当は腹がすわった人間と書こうとしたのですが、意味が違うのですね。(今知りましたw)
    「腹がすわる」は自分の意思や計画がきちんと自分で納得できるものになっていてどんな事態になってもそれを変更するつもりはない、という自信があって落ち着いている。覚悟が決まっている。
    「肝がすわる」は、その人のもともとの特性として、厳しい事態になってもあわてない大胆な性格をしている
    ・「おお、困った!」という事態になった時、私は慌ててしまうのです。パニックになると頭が真っ白になります。落ち着いて行動出来なくなるのです。
    前回ありました、まさに水の中で力が抜けない状態です。その瞬間、瞬間に魂の力を抜けるようなるには、経験の差でしょうか?
    (どうしても感情が揺れて、「大丈夫だろう」と思わず、念には念を入れる癖があり、「もしも」を考えてしまいます。「大丈夫はない!」とか思ってしまうのです)
    ・「人生のゲームの達人になりたい」と思います。ゲームでいうところの敵(困難)が待ち受けていた時、とりあえず、もくもくと、今、自分が出来ることをやるしかありませんでした。今まで最終的には「来るならこい」と開き直れるのですが、その”もくもく(と行っている)”期間は楽しめませんでした。(むしろ逃げたいとさえ思っていました)自分を信じる勇気の遅さが、苦難と感じる長さになってしまうのでしょうか?
    自分を信じる勇気が開き直りに繋がり、開き直ることで違う視点から自分を観察することになり、それが楽しむ、わくわくということになるのでしょうか?
    質問の重複申し訳ありません。
    宜しくお願いいたします。

  2. より:

    ひとこと謝る勇気・・・。
    相手の方の心もそうですが、実は、自分自身も救う。ひとこと、ひとことだけなのに・・・。
    出来ないのは、心の弱さなのですね。
    >社会が悪いことにするには自分もそれなりに大きくないといけないので架空の偉人のふりをします。
    確かに、ありのままの自分では誰も聞いてくれないから、注目をひく為にやってしまう行為なのですね。
    >人の苦しみを潜在意識で理解しながら放置する
    失礼しました。そうですね、潜在意識では何でもお見通し、ですものね。家族の苦しみほど辛いものはないです。
    >これは第1子女子に一番出ていると分析しています
    とても納得がいきました。姉がまさにそうでした。
    下っ端の私(妹)からは、「なんでだろう?」と理解できておりませんでした。
    あやまることが出来ない、自分を大きくみせてしまう。これは、心の弱さからくることを改めて知り、勇気を持つ大事さがとても勉強になりました。
    ありがとうございました。

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