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医療班: ディベートと日本語の仕組み

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いつもありがとうございます!
「シャンバラからの質問」を拝見しながらふと考えた事がありまして、ぜひ医療班の皆様に解説を頂けたら嬉しいです。課題の番外編wとして質問させて頂きますので、よろしくお願いいたします。

「日本人が政治の話をしたがらないのはなぜか」というシャンバラからの質問に対して、非常に明確で理路整然とした回答がどの方からも述べられていました。これらを実際に語るだけでも相当素晴らしいのではないか、と思った次第です。

「これだったらディベートだって訓練次第で問題なく出来るのではないか。だって実際私は海外で他の人達と議論する事が出来ているのだし」

・・・と思ったのですが、そこでふと気づいた事が。私が会議などの場で意見を言う、議論する時には、頭の中では英語で考えている事をそのまま口に出すシステムになっています。

日本語で日本人と話す時は頭の中もほぼ日本語になるのですが、日本語の場合は頭の中で考える事がそのまま言葉として出てきません。日本語は「話し言葉」と「書き言葉」があり、話す時はそれ用に思考を変換(翻訳、推敲)してから話しているような気がします。

書く時は、「文章として表現する」ものが話す時のそれとかなり違っていて、読ませる、読むための思考表現(と言ったらいいのでしょうか)に切り替わります。

つまり考えている事(思考)が英語(や他の言語)のようにそのままスンナリ出てこないのです。これですと、いくらディベートの訓練をしても言葉のアウトプットシステムが複雑なために、海外の人達が行うような議論は難しいのではないだろうか、と思いました。

Q1. これは脳の仕組みだと思っていますが、医療班の見解をお聞きしたいのです。日本人はその思考と言語の複雑なアウトプットシステムにより、海外で行うようなディベートは難しいのではと推察したのですが、いかがでしょうか?

A. まさしくその通りです。まず命令も「~~をするな!」「~~をしろ」とyesとnoが最後に来ます。最後まで聞かないとyesかnoかわからない。他の言語ではこのような習慣は稀です。よって議論するときも最後まで聞かないとわからないので議論が複雑になります。

英語でこれをしたらまずつまはじきになりますよね。文法から見ても議論できないのですよ。それでも日本人の学生で英語に切り替わると一気に議論できる人が出て学生の成績もかなりいいのです。ということは文法を変えるだけで海外の人と議論できるのではないかと期待しています。

恥ずかしがりやではなくプライドが高い上に議論の仕方がわからないだけで、経験値を上げればもっと日本人特有のものの解釈が拡げられていいと思うのですが。

 

Q2. 今回寄せられた回答文章は本当に良く考え抜かれたものばかりです。日本人はその言葉(表現)の優位性が「書き言葉」にあって、「話し言葉」はそれほど洗練されなかったのでは、と思うのですが、脳の機能的な部分を踏まえてシャンバラの分析をご紹介頂けますでしょうか?

A. 言語野の中でもインプットとアウトプットが分かれています。インプットの範囲が他の人種より多いのであれだけたくさんの文字を記憶できる。英語なら26文字、漢字の中国も多いと思うでしょうがそれ以上にひらがな、カタカナだけで100文字を超えます。

話し言葉はたぶんですがもともとテレパシー人種なのでいらなかったのではないかと。忖度って海外では意味不明な解釈です。それで案件が決まるなんて信じられません。それも空気を読むとかわけわかりませんからねwwwww

テレパシーの能力は人種的には断トツです。代名詞だけで会話できるwwww話し言葉が発達しなかったわけだと思っています

 

日本人がディベート苦手な理由の一つとして、私はその文法もあるのでは、と思っています。英語始め海外の言葉の多くはまず主題が最初に提示されます。つまり「Yes、No」がハッキリしていて相手の言いたいことが最初に分かります。

ところが日本語は状況説明から入り、一番最後に言いたい事がそれもハッキリではなく「何となく」と言った曖昧な形で示されます(ハッキリ言うことが失礼、下品に当たる、と考える人達も多いので)。これだとディベートにおいて相手に言いたい事が伝わらないばかりか自分でも途中で何を言いたいのか混乱する(あるいは途中で主張が変わってしまう)事もあると思うのです。

Q3. この日本語独特の文法とディベートの親和性(全くない!と思うのですがw)について、シャンバラの見解をお伺いしたいです。

A. お、ここで触れていたのですね。これは失礼。そうなんです。ディベートをどう教育するかの解決策を練っています。コメント欄では結構自由に使ってもらっています。これも手だなとwww

言いたいことを端的に。魔法陣を行う時最も大事なことでそれで四文字熟語を要求したのです。

ディベートができないならせめて外国に行った時のために自己主張だけでも訓練をするべきだと思います。海外の人を介護などで呼び寄せるなら尚さらです。そうでないと日本人の意見が後回しにされていくでしょう。結構ひっ迫した問題だと思いますよ。

 

質問は以上です。
私自身日本語でプレゼン(おさらいセッションなど)を行う時は、リハーサルを何度も行います。話し言葉が自分自身の思考そのままでない事が多いからですが、私が単に日常生活では英語脳になっているからなのか(そんなに英語達者でもないのですが、滝汗)、あるいは日本語という言語が脳にとって複雑だからなのか、非常に気になっています。

今回は読者方々の雄弁な回答を拝見していて「議論出来ない」と言われる事との落差を考えて、このような質問になりました。ご回答に感謝いたしますm(_ _)m

A. これは政府の長年のマインドコントロールなのか「君たちは政治に口を出すなよ」という洗脳はあると思います。たぶん日本に来た外国人でも同じ現象が起きているのでしょう

それでもこれからは自分に正直であること。それは自分のしたいことを主張できることがどんどん大切になるのです。思うことは現実化する。わがままではなくしなければならないことです。誤解を解くのは至難の業でしょう。それでも必要になれば広がるはずです。

そう期待しています。

面白い質問をありがとうございました

 

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