いつもありがとうございます。
医療班さんの週ではありませんが、質問お願いします。
汗には体温調節の役目があったりします。
夏は特に汗が気になりますが、汗をかく所とかかない所があったり、汗の量などに違いが出たりします。
この違いは何なのでしょうか。
A. 日本の今の夏は異常です。「終戦の日は暑かった」といいますがその日熊谷では27℃でした。10度以上高いのです。年々気温が上がっているのもですが日本の場合は海水温が上がって年々湿度が上がっています。なので汗をかいても蒸発をしなくて部分的な汗だけでは体温が維持できないのが現状です。きっとここ数年汗のかき方が変わって全身汗が出る事態になっているでしょう。
さて、ここ数年の汗のかき方は一つの特徴があります。それは1日中クーラーの中にいて、少し出るたびに大汗をかきます。冬に比べてシャワーないしお風呂を浴びる回数が多くなり、なおかつ水を浴びる習慣になっている人たちが汗の量が増えたことです。身に覚えはないでしょうか。
水自体が気温とともに上がっています。水温30度であれば程よく温かいレベル。地下水を汲み上げた地域では地下水の温度が低いのでこれはできないのですが、都心では水道水で十分。とは言えそれだけ気温差に合わせなければならない体温からするとかなりの負担です。しかし、熱中症のためにも効率よく体温を下げる工夫が必要です
話を戻しましょう。人によって汗の出る部位が違うのは人それぞれの部位が違う温度を持っているということです。筋肉を動かす人は筋肉のあるところに汗をだしますが、大概が体の弱い部位が汗をかきます。喘息など胸が弱い人は胸と背中、わかりやすい場合では鼻が蓄膿症などの疾患を持っている部位では目の下や鼻の上(副鼻腔の上)、腎臓などは脇から背中など、あなたがよく汗をかくところはあなたにとって弱いところないし何か具合が悪いところだとおもってください。
夏に汗をたくさんかくことで、冬に風邪を引きにくくなるとか、ありますか?
A. 老廃物を出すわけではないのでそれはないですね。運動をする人が風邪をひかない体質とは限りません。運動していなくても風邪をひかない=免疫力が高い人はいくらでもいます。新陳代謝がいい人は先程もいった調子の悪いところが汗をだしていくので確かに汗をかく人は病気にならないと解釈するのでしょうが、むしろ汗を出せるほど元気だということです。
洗濯機から洗濯した物を取り出して干す時に家族の洗濯物がたまにいつもより重たく感じることがあります。見えないものが落ちていない気がして、疲れているのかもと思うことがあります。
汗の出方で身体の不調などがわかればいいなと思いました。
A. それを言うなら汗の臭いがわかりやすいですよ。先程の不調な部位が汗をかきますが、そこだけ臭います。日本人はあまり体臭がしない民族です。それでも違うのでぜひ嗅いでみてください。うえ~!!と言っているそこのあなた!これは大切です。赤ん坊は病気になる前に体臭が変わります。母親はその臭いで子供の不調を事前に感じます。しかし、最近の消臭剤でその臭いが消えてわからない人が多いと思います。だからかなり悪くなって初めて気が付きます。熱が出るとお風呂に入れないからなおさらその臭いでパニックになります。人間は動物です。ぜひ汗を蔑ろにしないでください。
質問ありがとうございました
コメント
回答、ありがとうございました。
調子のよくない所の汗はやはり臭いが違います。いつも酸素系漂白剤+熱湯で取っていますが。
昔飼っていた柴犬が、私が胃の調子が悪い時に不思議なくらいその部分に鼻をあてていたのを思い出しました。人も鼻が利かないといけませんね。
先月は今までで一番、ガス代が安かったので喜んだのですが、そんな場合じゃないですね。