Q.
お答えいただけないでしょうか?
「現在の日本では介護やデイケアなどのフォローを得ることができますが、こまごましたケアはやはり家族の負担となってきます。
長期化すればその負担はましていきます。」
の経験があり、今も電話の音がいやです。
半年前に亡くなりましたが、かかわった5年間のほこりのように降り積もった心の疲れが未だ取れません。
親はもういいというほど感謝してくれ、それに対しては、看取ることができて良かったと思いましたが、確実に関わった5年間に心が疲労困憊しました。
その5年間は私の人生にとっても貴重な40代の後半の5年間で、失われた5年間というネガティブな印象を強く残してしまいました。
こうならない為にももう少し楽に通り抜けて行ける方法があるならお聞きしたいのです。
(自分でもいろいろ工夫はしましたが、あまりうまくできませんでした。。。!!!)よろしくお願いします。
A,
ベスの主治医ジェファーソンです
ベスには介護が長期化しそうだという時に1週間2時間の通う場所を探すように言いました
彼女はそれで、いつでも学べるように速記憶塾を選びました
なかなか彼女らしい選択です
ですから、その後専門学校に行って理学療法士の道を選ぶときも、難なく若者の中で勉強ができたわけです
さて人にとって一番こたえるのは同じ種類のストレスにかかることです
よく休みにキャンプに行く人がいて、ストレスが取れたというのも、それはストレスなのですが種類が違うので、逆に相殺してしまうのです
だから変化のない自宅でごろごろすると、ストレスはむしろたまるだけになります
ジムに行くのも同じです
どうストレスに変化をもたらすかが決め手です
心の疲労もそれでかなり落とせるはずです
タダでは転ばない神経をどうかこれからも養ってください
この貴重な経験を埃扱いでは、過去の介護中のあなたが気の毒です
大丈夫、このブログに出会ったら、なんでも利用価値ありに見えますからwwww
質問をありがとうございました
コメント
「ストレスには違うストレスで対処する」
ですか!
何か勉強する、というのは気に入りました。
そういえば、いつも何かを勉強していた人生なのに、あの5年間だけは何も勉強していませんでした。
何か非常に集中しなければならないようなことを勉強しに行っていればよかったのかも?
とふと思いました。
老いた人のお世話というのは、下りのエスカレーターを下から登っているようなかいの無さと、やり切れなさが常につきまとって(絶対に回復しないし、悪化した状態が少し持ち直しても、いずれ必ず悪くなって死を迎えることが分かっているから)、特に自分の親はその衰えて行く一段階、一段階が慣れられなくて、感情が大きく揺れ動き、本当に心が疲れ切った、という状態でした。。。
まだ回復の途上です。半年以上も転んだままでした。ただで起きてはいけないのですね!
よし。たくましく起き上がってみせます。
どうもありがとうございました。
ジェファーソン先生、最初に質問させていただいたKOTOです。
ご対応ありがとうございます。ストレスをストレスで相殺する。私は「何もせずグータラしなさい」と勧められた口だったので、嫌でも何かしておけばよかったと思います。先生に診てもらいたかったです(ムリムリ)何かの折には活用していきたいと思います。
回答不可に対して生老病死の価値観の違いとしましたが、シャンバラの方のほうが生きる意味、死ぬ意味を私たちより深く理解していらっしゃるのだろうなと思ったのです。そして、答えない優しさもあるのかな、と。短い文章で気持ちを伝える難しさを感じます、ほかの質問者様を尊敬です。ありがとうございました。